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    脱臼している

骨折・脱臼は適切な処置をすることが大切です

骨折や脱臼は日常生活の中でも起こるケガですが、スポーツの際に生じることが多くなっています。

 

骨折や脱臼が生じて激しい痛みや患部に大きな変化がみられる場合、
医療機関に行くかと思いますが、
見た目の変化が少ない不全骨折（ひび）などの場合は、
少し痛みや違和感を感じても放置されてしまうことがあります。

 

特に、脱臼は適切な対処をしておかなければ癖になってしまいやすいケガです。

骨折も脱臼も早期に適切な対処をすることが早期回復に繋がるため、
原因や対処法の知識を身に付けておきましょう。

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骨折と脱臼の症状や原因

骨折や脱臼は、強い痛みや動かしにくさが生じるケガです。

しかし、痛みや動かしにくさ以外の症状やケガの状態、ケガの原因はそれぞれ異なります。

適切な対処をするためにも、骨折や脱臼がどのようなケガなのか知ることから始めましょう。

 

【骨折の種類と原因】

骨折とは、骨の連続性が断たれた状態を指します。

骨折はいくつかの種類があり、それぞれ骨折の原因が異なります。

 

●外傷性骨折

衝突や転倒、転落などで大きな外力が加わることで起こる骨折を「外傷性骨折」と呼び、一般的に「骨折」と呼ばれるものです。
外傷性骨折は、骨の状態によって「完全骨折」と「不完全骨折」に分けられます。
骨が完全に折れてしまっていれば「完全骨折」、骨の一部が損傷している状態を「不完全骨折」と呼びます。

また、骨にひびが入っている状態も不完全骨折になります。

 

●疲労骨折

疲労骨折とは、同じ部位に繰り返し負荷が加わることで生じる骨折です。
ランニングやジャンプを繰り返すことで起こりやすく、スポーツをする方に多くみられます。
通常の骨折のように激しい痛みはないものの、圧迫時や運動時に鈍い痛みが生じます。

 

●病的骨折

病気によって骨の強度が低下してしまい、通常では折れないような小さな外力でも骨折してしまいます。
骨の腫瘍やがんの骨への転移などの病気で発生することがあります。

 

【骨折の症状】

●固有症状

骨折の固有症状として、骨が完全に折れてしまうことで骨が大きく動いてしまう「異常可動性」や、「軋轢音」と呼ばれる骨のぶつかる音が聞こえることがあります。

また、骨折によって骨の場所がずれてしまえば、転位や変性がみられます。
全身症状としてショックの症状や発熱が生じることもあります。

 

●局所症状

他のケガでも発生する症状であり、骨折時にも出現するものには「疼痛」や「腫脹」「機能障害」などが挙げられます。
ただし、これらの症状だけでは骨折と判断することが困難です。

 

●併発性の症状

骨折を起こした外力や、骨片などから併発性の症状がみられることもあります。
関節や血管が損傷を受けることもあれば、筋肉や腱などの軟部組織の損傷、末梢神経損傷などが起こることもあります。

 

【脱臼の原因と種類】

脱臼は、従来の位置から関節がずれてしまうケガです。

関節が完全に外れた状態を「完全脱臼」、一部の関節がずれている状態を「不完全脱臼」と呼びます。

脱臼が起こる原因はさまざまなものがあり、原因ごとに種類が分けられます。

 

●外傷性脱臼

関節に大きな外力が加わることで生じる脱臼で、一般的に「脱臼」として認識されているものは外傷性脱臼であることが多いです。

また、転倒や衝突、転落などが原因で生じ、スポーツではラグビーや柔道などのコンタクトスポーツで発生しやすくなっています。

 

●病的脱臼

病気が原因で関節機能が低下し、小さな外力でも関節が外れやすくなってしまっている状態です。
病的脱臼には、「麻痺性脱臼」や「破壊性脱臼」があります。
麻痺性脱臼は、脳性麻痺や神経麻痺が原因で麻痺することで関節が支えられなくなり、脱臼を引き起こすものです。
破壊性脱臼は、関節リウマチなどが原因で関節が破壊されて脱臼を起こすことを指します。

 

【脱臼の症状】

脱臼の症状には、疼痛や腫脹、関節血腫などが挙げられます。
痛みの程度は損傷度合いによって異なりますが、激しい痛みや瞬間的な強い痛みを伴います。

また、関節がずれてしまうことで、関節の動きにも制限が出ます。

一度脱臼を起こせば周辺の靭帯や関節包が伸びてしまうため、再脱臼や不安定症がみられることが多いです。
そのため、日頃から予防することが重要と言えます。

骨折と脱臼の対処・予防方法

骨折や脱臼は痛みが強く、動かしにくさも生じます。

そのため、受傷すればスポーツ時だけではなく、日常生活でも不便なことが増えてしまいます。

骨折や脱臼は回復するまでに時間も必要になるため、早期に適切な対処をすることや、日頃から予防をすることが大切です。

ここでは、骨折と脱臼の対処法と予防法をご紹介します。

 

【骨折・脱臼の対処法】

骨折や脱臼の疑いがある場合、すぐに応急処置を行う必要があります。
応急処置を行えば症状が悪化することを予防し、ケガの早期回復にも繋がります。

また、骨折や脱臼の応急処置では「RICE処置」と呼ばれる応急処置で対処しましょう。

 

・Rest（安静）

受傷したにもかかわらず動かせば、炎症が拡大することで症状が悪化する可能性があります。
そのため、受傷した部分を動かさないようにして安静にしましょう。

 

・Ice（冷却）

受傷直後は炎症を起こしているため、冷やすことが炎症抑制に効果的です。
冷やすことで痛みの緩和や早期回復が期待できます。
冷やす際にはアイスパックや保冷剤などタオル越しに当て、10～15分ほど冷やして様子をみましょう。

 

・Compression（圧迫）

テーピング ・整復・包帯固定包帯で受傷部分を固定し、圧迫します。
受傷した部分が動かないように固定されるだけではなく、圧迫することで炎症の拡大を抑制して内出血が予防されます。

 

・Elevation （拳上）

受傷部分を心臓より高い位置に挙げましょう。
心臓より高く挙げることで炎症拡大を抑制し、内出血を予防します。

応急処置は「RICE処置」から「PRICE処置」や「PORICE処置」へ変わってきています。
Protection （保護）とOptimal Loading（適度な負荷）が加わり、患部を保護しながら適度な負荷を与える方法です。
最近では受傷直後から適度な負荷を与えることが早期回復に繋がると考えられています。

 

【骨折・脱臼の予防方法】

●骨を強くする

骨折を予防するには、骨を強くする必要があります。
食事の際に、カルシウムを積極的に摂るようにしましょう。
カルシウムの多い食品は、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、小魚、大豆製品などが挙げられます。

 

●関節周りの筋力を高める

脱臼を予防するには、脱臼しやすい部分の関節周りの筋力を高めましょう。
筋力が高まれば、関節をしっかりと支えることができるようになります。

特に脱臼は肩に起こりやすいので、トレーニングで肩回りの筋肉を鍛えると良いでしょう。

たけい接骨院【骨折・脱臼】アプローチ法

当院では、骨折・脱臼の整復（骨を正しい位置に戻す）を行っています。
重度の場合や症状がはっきりしない場合などは、提携している整形外科をご紹介いたします。
骨折・脱臼は、ギプス固定をすることで早期回復が見込めます。
状態によっては、ハイボルテージやラジオ波などの物理療法もいたします。

また、経過を観察しながらリハビリも行います。

著者 Writer

著者画像
院長：竹井　遼太（タケイ　リョウタ）
■生年月日：1984年9月27日
■血液型：A型
■出身：カナダ　トロント生まれ
■家族：4人家族（子供２人）
■趣味：バスケ・バイク・キャンプ
■ご来院される患者様へ一言：
当院ではただ痛みをとるだけではなく、全身のバランスをみて身体の動きの連動性を良くし、普段から痛みや疲れがでにくい身体づくり、コンディショニングも得意としています。
自分の好きなことができ、楽しい人生を送れるようにお手伝いをさせていただきます！
 

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当院のご紹介 About us

院名：たけい接骨院
住所：〒157-0062 東京都世田谷区南烏山5－6－10　ヒエモトマンション101
最寄：京王線　千歳烏山　徒歩3分
駐車場：専用駐車場はなし。隣のコインパーキングあり。３台
                                                                   
受付時間 月 火 水 木 金 土 日祝
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12:30		 ● ● ● ● ● 9:00~
15:00		 - -
15:00〜
20:00		 ● ● ● ● ● - - -
定休日：日曜・祝日
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